2008年12月30日

アルバート・キング フライングV

3大キングの一人、アルバート・キングによる「Blues Power」。映像は70年のライブより。

3大キングの中では最年長。しかし芸名の「キング」はB.B.キングからパクったとか。

伝説的モダンブルースプレイヤーの中でもとりわけパワー溢れるそのスタイルの為か、ロックギタリストからも多大なリスペクトをうけている巨匠。アルバート・キングこそ史上最高のエレクトリックギタリストと言うプロも多いです。

フライングVなのでわかりずらいですが、ジミヘン同様レギュラーのギターを左利きようにひっくり返してます。しかもこの人の場合弦を張り替えずにそのまま。なのでチョーキングはほとんど引きさげています。

そしてアルバート・キングといえばフライングVの愛器「ルーシー」。B.B.キングの愛器が「ルシール」でアルバート・キングが「ルーシー」。ややこしや。

フライングV特有の中域よりなサウンドですが、コリーナ製のためか、マホガニーのフライングVに比べてこころなしか抜けが良いように感じます。

現在は希少となってしまったコリーナも58年のフライングV発売当初は加工が容易だからという理由で使われていたらしいです。しかし58年にこのデザインを思いついたデザイナーは斬新だなぁ。実際初期の生産は100本程度しか売れず廃番になったそうですが。







Gibson CUSTOM SHOP Limited Aged Korina Flying V




Epiphone 1958 Korina Flying-V

※動画の楽器とはメーカーが異なります


ラベル:ブルース
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2008年12月28日

クラプトンVSベック

エリック・クラプトンとジェフベックの共演による「 Futher On Up The Road」。動画は81年のシークレットポリスマンコンサートより。スティングやピート・タウンシェンドが出演するまったりとしたチャリティライブです。

まさに夢のバトルですが、前にも書いたようにこの頃のクラプトンはギターへの情熱はあまり見られないように思えます。かといって決して屁タレプレイとかではなく、超が付くほど安定したこれぞストラトというようなプレイを堪能できるのが巨人の凄みかな。

一方のジェフ・ベックはまさに進化する巨人。特に80年頃は追い上げてくる後続のテクニカルギタリストたちに立ち向かうかのように「ベック節」により磨きがかかってくる頃です。ブルーススタンダードもこの人が弾くとたちまちベック節に変わってしまいます。

この当時のインタビューでクラプトンは「ジェフの前では完全に敗北を認めるよ」と語っています。クラプトンファンにとっては少々悲しい発言ですが、90年以降ならばまた違った言葉がでてくるかも。実際2004年の共演ではクラプトンは一歩も引いてなくむしろ押してる感じさえします。

またこのバトルは「ブラッキー」対「テレギブ」という世界的名器の対決でもあります。

世界最高額がついたストラトキャスター、通称ブラッキーはクラプトンがアメリカで入手したオールド6本のうち、3本をジョージ・ハリスン、ピート・タウンシェンド、スティーブ・ウィンウッドに贈り、残り3本のパーツをいいとこどりをして組み立てたというなんとも贅沢なギター。

一方のハムバッカーを載せたテレキャスター、通称テレギブは、ベックの大ファンだった一般エンジニア セイモア・ダンカンがオールドのテレに自らリワイヤリングしたオールドのフライングVのPAFを載せて本人にプレゼントしたところ、大変気にいられてその後幾多のレコーディングやステージで使用したというダンカンの記念すべき1号機です。







Fender USA Custom Shop 1957 Stratocaster Black Christopher W.Fleming




Crews Maniac Sound / SUPER-TG K&T "N.O.S."WEEP

※動画の楽器とはメーカーが異なります

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2008年12月26日

スティヴィー・レイ・ヴォーン TAXMAN

Stevie Ray Vaughan の「TAX MAN」。原曲はビートルズ。映像はありません。

死後5年経って発表されたアルバム「GREATEST HITS」のオープニングを飾る唯一の未発表曲です。なのでライブで演奏されることもありませんでした。

とにかく理屈抜きで素敵。SRVのプレイとしては音数は少ないのにビンビン躍動感が伝わってきます。

私はスティヴィー・レイ・ヴォーンのプレイの中で一番痺れる曲です。スティーヴィーレイヴォーンってやっぱブルースメインですから、あまり「ロック」な曲って残してないんですよね。もっとロックを演って欲しかった、だから私の中では貴重な一曲です。

何気なく車で立ち寄ったCD屋で買い、そのまま車で10回位くり返し聴いた記憶があります。






Fender USA Stevie Ray Vaughan Stratocaster




EDWARDS  E-SE-108R/SV

※動画の楽器とはメーカーが異なります。

posted by ギターRAG at 00:51| Comment(0) | Stratocaster | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月23日

ジョン・レノン リッケンバッカー325

ビートルズの「I'm Happy Just To Dance With You」。ジョージ・ハリスンの曲です。映像は映画「ア・ハードデイズナイト」より。

ジョン・レノンがギターを抱えているイメージは絶大ですが、ギタリストとしての評価はあまり聞きません。隠れた名リズムプレイヤーなのに。

エレキをアンプ直・クリーンでリズムを刻むってかなり勇気のいることだと思います。まったくごまかしがききません。少しでもビートからはずれてしまえばドラムとぶつかって曲自体グダグダにしてしまいかねません。

ジョンは自身が歌う曲では、基本、単調でさほど目立たないリズムを刻みます。

ドラムのビートに合わせて熱の籠った唄を歌う。
ドラムのビートに合わせて軽快でインパクトのあるリズムギターを弾く。
これを同時にやるのは多分人間の機能的に無理だと思います。

だからボーカルに意識を集中している以上、8ビートに忠実なリズムを弾いています。

しかしポールの曲やジョージの曲では時にここぞとばかりにインパクトのあるリズムプレイを披露してくれます。オール・マイ・ラビングやこの曲がまさにそれかも。

こういうプレイを一曲なんてことなくこなせるってのは、やっぱりクラブバンドとして毎晩何時間も演奏しつづけた実績なのでしょうか。
ジョンのロックンロールのリズムギタリストとしての実力を見せてくれる1曲です。

この時期のジョンはレコーディングでは、PU付のアコースティックギター、ギブソンJ160Eを使うことが多いですが、ライブでは動画で弾いている、リッケンバッカー325です。

このギター、今ではいわゆるジョン・レノンギターですが、もともとはボーイズモデルです。スケールが20.75インチと極端に短く、実際握ってみるとミニギターに近い感覚です。そんなモデルをメインとして使ってしまうのがジョン・レノンの粋なところかも。

音はリッケンバッカー的な響きはありながら、やや引き締まった印象です。330がアルペジオ向きだとしたら325はストローク向きといったとこでしょうか。またドライブさせても結構かっこいい音になります。問題は極端に短いショートスケールの弾きにくさなので、現在はギブソンスケールの350Vというモデルもあります。






(中古)RICKENBACKER 325 JL LTD EDITION




Jayro JRG-500

jayroのコピーモデル。
スケールは24インチとジャガーやムスタングと同じなのでオリジナルより長めです。
※動画の楽器とはメーカーが異なります。


posted by ギターRAG at 13:37| Comment(0) | Rickenbacker | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月20日

リッチー・ヘブンス GUILD

Richie Havensによる「Going back to my roots」。ごく最近の映像です。

リッチー・ヘブンスはウッドストックのオープニング、アコギ1本で40万人を湧かせた黒人アーティストです。 ジャンルからいうとソウルになるのでしょうか、ブルースミュージシャンに入る場合もあるようですがジャンルを超えた独自のスタイルを持った人です。

入れ歯の爺さんのような歌い方は歳をとったからではなく、若い頃からです。

右手はラテン的なリズムを刻みますが、左手は親指で思いっきりセーハしてます。なのでこの人の左手は爪が伸びきってることがあります。魂直結の我が道を行くプレイヤーですね。

映像だけでも鳥肌ものなので、もし生で聴いたりしたら毛穴から何かが出てきそう。小さなクラブで生音で聴くなんて贅沢をしてみたいです。








GUILD D-40 Richie Havens Signature


posted by ギターRAG at 18:01| Comment(0) | Acoustic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月17日

ジョーペリー Walk This Way

Aerosmithの「Walk This Way」。ロックファンならずとも知る名曲ですね。84年に RUN D.M.C によってカヴァーされて、バンド自体低迷期から復活するきっかけ的な曲でもあります。

動画は2004年のライブより。これだけの巨大ライブで何なんでしょうこのグルーヴの凄さは。年齢的には課長〜部長クラスなのに。

ハードロックのレスポールプレイヤーというとにかく”ヘビー””豪快”のイメージがありますが、ジョー・ペリーの奏でる、特にソロは独特の「軽さ」「柔らかさ」があるように思います。
流れるような軽やかなメロディかと思うと、いきなりカウンターパンチのようなガツンとくるヘビーリフ、で今度は小気味良いカッティングといった具合に。

次から次へ押したり引いたり、聴いてて普通に惹きこまれていくんです。

もう一人のギタリスト、ブラッド・ウィトフォード は「ジョーはジョージ・ハリスンにインスパイアされてる。」と語っていましたが、曲を作りあげるギター、メロディー重視のギターという意味では、ああなるほどなぁといった感じです。

「スーパーギターヒーロー」というよりは、「スーパーロックバンドのギタリスト」といった感じのヒーローですね。

そしてこの独特のグルーヴ感も超憧れです。






Gibson Custom Joe Perry Boneyard Les Paul


ラベル:ハードロック
posted by ギターRAG at 22:56| Comment(0) | Les paul | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月15日

ミスターテレキャスター アルバート・コリンズ

ミスターテレキャスターことアルバート・コリンズです。92年のMt.FUJIの映像です。この翌年他界してます。

私のようなロックンロール好きにとってのミスターテレキャスターといったらやっぱキースリチャーズなのですが、ブルースに馴染みのあるアメリカ人にとってのミスターはこのでっかくて強面なのに陽気な”アイスマン”のようです。

”アイスマン”は通称。由来は氷が砕けるような音を出すからだったと思います。

まさにそんなサウンドですね。テレキャスターの凶暴な部分を前面に押し出したサウンドメイクとテキサスブルースの荒々しいプレイ。

そしてなんとカポをはめておもいっきりソロを弾いてます。チューニングもオープンFマイナーと独特。力まかせに引っ掻くようなフィンガーピッキング。50mもあるシールドを使ってステージ上、時には客席まで動きまくり。ストラップの掛け方まで変則的。

マニュアルもへったくれもなく、自分の弾きやすい弾き方で、弾きたいように弾く。そしたらかっこいい音になっちゃた。伝説的ブルースマン達のこういう自由で感覚的なスタイルに最高にしびれます。

この人は非常にオープンなブルースマンで多くのロックアーティストとも共演しています。私が初めて見たのもSRVのビデオでした。







Fender USA Custom Artist Series Albert Collins Signature TL




Fender Japan TL66B/AC NAT

※動画の楽器とはメーカーが異なります


ラベル:ブルース
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2008年12月14日

ブライアン・ジョーンズ VOXティアドロップ

ストーンズの初期の映像”The Last Time ”

キース・リチャーズがおとなしくてなんか面白いです。

この頃はまだブライアン・ジョーンズもしっかりギターを弾いていました。脱退間近の頃は薬物の影響があまりに酷くて音さえ出してもらえなかったという話です。
ロックンロールサーカスではマラカス係りにされています・・・

ブライアン・ジョーンズといえばVOXのMARKV(ティアドロップ)ですね。非常にセクシーなギターなのに何故か持ってるアーティストをあまり見かけません、ムッシュかまやつさんと加藤和彦さんぐらいでしょうか。

リフの音がこのギターのパートだと思います。ボディー材は判りません、VOXがコルググループで復活した後のリイシューモデルはポプラかなんかだったように思いますが定かではありません。PUはオリジナルのシングルです。
まあ音やら弾きさすさよりもビジュアルを楽しむギターなのかもしれませんが、動画ではいい音を出してるように思うのですが。
なんかほんとに琵琶のような音・・・






Phantom Teadrop6 White

※動画の楽器とはメーカーが異なります。


posted by ギターRAG at 11:24| Comment(0) | その他 ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月12日

ブラック・サバス パラノイド

Black Sabbathの”Paranoid”です。1970年の映像です。

オジー・オズボーンが若いです。それにしてもかっこいい曲だ。

SGといってアンガス・ヤングと共に思い浮かぶのがやっぱりトニー・アイオミでしょう。

そして、リッチー・ブラックモアがソロの革命児だとすると、トニー・アイオミはへヴィーリフの革命児とでもいいましょうか。その後のHR/HMギタリストに与えた影響は計り知れません。

信じられない話ですが、このトニー・アイオミは事故で右手の中指と薬指の先端を失っています。「かっこいいギタリスト=指先が器用」ではないことを証明してくれるギタリストです。






Gibson CUSTOM SHOP Historic Collection LP SG-Standard VOS

※動画の楽器とは一部仕様が異なります



Tokai SG-85 CH

※動画の楽器とはメーカーが異なります

ラベル:ハードロック
posted by ギターRAG at 17:23| Comment(2) | SG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月08日

ジミヘンVSジョニー・ウィンター

音源だけで映像はありません。ジミ・ヘンドリックスとジョニー・ウインターのジャムセッションです。

おそらくブート音源だと思います。昔ジョニー・ウインターがジミヘンとジャムったことがあるとインタビューで言っていた記憶があるので多分本物でしょう。

ジミヘンのものらしき珍しいスライドも聴けます。映像を想像するだけで嬉しくなるような歴史的セッションです。




posted by ギターRAG at 19:15| Comment(2) | ギターバトル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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